ケトコナゾール入りシャンプーの効果

シャンプー

ケトコナゾール入りのシャンプーは、脂漏性皮膚炎で頭皮のフケや痒みに悩みがある場合に効果的ですが、抜け毛や薄毛への効果も期待できます。
頭にフケや痒みがある場合に脂漏性皮膚炎の可能性があります。
脂漏性皮膚炎は皮脂が過剰に分泌されることで皮膚に湿疹などの炎症を起こす病気で、皮脂分泌の多い頭や顔などに起こりやすく、頭皮からは固まりでフケが出たり、痒み、炎症があります。
脂漏性皮膚炎の原因はマセラチア菌で、シャンプーがしっかり行われない場合や洗いすぎてしまうことで頭皮が乾燥して、敏感になった頭皮を守るために皮脂が過剰に分泌します。
マセラチア菌は皮脂がある環境を好み増殖するため、改善するためには皮脂の分泌を正常にするために洗髪する必要があります。

脂漏性皮膚炎の場合、通常のシャンプーを変えただけでは完治することは難しく、頭皮に炎症がある場合には痒みがあるので、炎症の治療にケトコナゾールが配合されたローション塗布することもあります。
ケトコナゾールが配合されたローションは真菌を殺菌する抗真菌剤で、即効性はないため1ヵ月程度は使い続けることが必要です。

皮膚科ではケトコナゾールが有効成分のローションなどを処方しますが、ケトコナゾールの抗真菌剤の入ったシャンプーもあります。
抗真菌剤はマセラチア菌などの真菌を殺菌します。
ケトコナゾールが配合されたシャンプーは、市販のタイプはケトコナゾールが1%未満と量が少ないため、クリニックや病院でケトコナゾールが2%配合される含有量の多いシャンプーを処方されます。
マラセチア菌は頭皮に常在する真菌で、正常な頭皮環境であれば特に問題は起きないのですが、マラセチア菌が増え過ぎることで過剰なフケや頭皮の炎症などの脂漏性皮膚炎を引き起こします。
脂漏性皮膚炎の対策としてケトコナゾールシャンプーを使うことで、マラセチア菌を頭皮から取り除いて、過剰に分泌する皮脂を抑えて適切な頭皮環境にすることができます。

AGA治療薬との併用も可能

頭皮の脂漏性皮膚炎を改善するために有効成分にケトコナゾールが配合されたシャンプーを使うことは良いことです。
Aga治療薬で使われる主成分と同じように、男性型脱毛症の原因物質であるDHTの発生を抑制する効果も期待できます。
抗真菌剤であるケトコナゾールのDHT抑制の効果は、日本で有効成分として知られている成分が配合されている外用薬と同等とも言われ、Aga治療薬との併用も可能なので、効果が伸び悩んでいる場合には試してみる価値はあります。
ケトコナゾールが入ったシャンプーの使用方法は通常のシャンプーとは異なるため、正しい使用方法で使うことが大切です。

使用方法は、頭皮や髪の毛を洗ってから3~5程度放置し、その後に洗い流します。
髪の毛や頭皮をシャンプーした後は十分に洗い流すことも必要です。
ケトコナゾール入りシャンプーは、3日以上効果が持続するため、最初の2週間程度は連続して使うことがポイントで、その後は週2~3日の頻度で使うようにします。
ケトコナゾールシャンプーは脱脂作用が高いため、髪の毛の乾燥を感じる可能性があります。
その場合には使用をやめるか、少し間隔を空けて使います。

副作用は個人差がありますが、痒みやかぶれが起こることがあります。
炎症やかぶれが悪化するほど副作用がでた場合には使用を中止して医師に相談します。
抜け毛や薄毛の原因は男性型脱毛症の場合もありますが、脂漏性皮膚炎によってもフケや痒みだけではなく抜け毛や薄毛が生じることがあります。
どちらの症状にも効果が期待できるのはケトコナゾールが配合されたシャンプーです。
日本皮膚科学会が推奨するAga治療のガイドラインでも治療に勧められている薬剤でもあるため、軽度から重度の男性型脱毛症で頭皮に皮脂が多い場合に有効です。
さらにAga治療薬との併用も可能なので安心して使うことができます。