頭皮のかゆみの原因とは

頭皮のかゆみを気にする人

頭皮のかゆみは掻かないようにしてもついつい掻いてしまい、そのせいで夜ぐっすりと眠れないという方も多くいます。
またかゆみだけではなく赤味が出て痛みを伴いかさぶたが出来たり、髪の毛が抜けてきたり、ニオイが出始めたりと様々な症状を招くので早目の対処が必要です。

この頭皮のかゆみは地肌の炎症が原因となっていますので、その炎症のきっかけを突き止める必要がです。
例えばヘアカラーやパーマ液で後にかゆみが出始めた方はそれらの薬剤で頭皮がダメージを受け、さらに紫外線や乾燥で症状が悪化している状態です。
また高温のお湯やシャンプー剤・コンディショナーも同じように頭皮へダメージを与え乾燥や刺激でかゆみを起こす原因となりますので、髪の毛を洗う時は洗い残しが無いようしたりお湯の設定温度にも気を付けると良いでしょう。

他にも皮脂によって毛穴が詰まると頭皮にトラブルが起きやすくなり、かゆみを伴います。
この場合、直接関係ないように見える食べ物の影響も少なからずありますし、ストレスからも皮脂が過剰に分泌されますので脂質の多い食事を控えるなどの食事改善やストレスの緩和を行う事もかゆみ対策には効果的です。
さらに皮脂が過剰に分泌されるとかゆみだけはなく抜け毛や雑菌の繁殖からくるイヤな臭いも起こるので抜け毛が心配な方も食事改善、日常生活の改善が必要不可欠です。

また刺激や皮脂以外にも頭皮のかゆみが起こる病気があります。
例えばアレルギー体質の方ですとアトピー性皮膚炎が頭皮に出てかゆみを発症してしまったり、水虫菌(白癬菌)などの雑菌によってかゆみが起こる場合もあります。
このような場合、アトピーの方は低刺激のシャンプーを使用し保湿ケアを行う事が必要ですが、水虫菌の場合は保湿とは逆に蒸れず風通しの良い環境を作る事でかゆみが解消します。
さらに近年増えつつあるとされるアタマジラミ(シラミ)もまた頭皮にかゆみを伴いますが、アタマジラミが原因ならば駆除を徹底しましょう。

頭皮にかさぶたができる?

頭皮のかゆみとともにかさぶたが出来る事があります。
このかさぶたの種類によってもケア方法が異なるのですが、ヘアカラーの刺激やシャンプーの洗い残しなどを原因としたターンオーバーの乱れによっておこるタイプは、頭皮への刺激を抑えると症状が緩和します。
このターンオーバーというのは、皮膚が生まれ変わるサイクルの事を言い、このサイクルが乾燥や老化で乱れると、角質が異常なサイクルで剥がれかさぶたとなります。
また水虫菌に感染しても同じような症状が出ます。

上記のようなかさぶたは白くポロポロと剥がれ落ちるのに対し、黄色く湿り気のあるタイプが出来る事もあります。
この黄色いかさぶたの正体は、リンパ液です。
乾燥や刺激、皮脂が原因となって、かゆみが増し、掻かないようにしつつも寝ている時などについつい掻いてしまって頭皮に傷をつけ、そこから雑菌が入ってしまい、リンパ液がしみ出て固まり、黄色いかさぶたとなります。

どちらにしても、かさぶたが出来てしまった場合はそれぞれの原因を突き止め、悪化させないためにもシャンプー・コンディショナーを低刺激のタイプにし、正しいシャンプーの仕方をしっかりと学んだり、頭皮のケアを行うようにしましょう。
ちなみに、低刺激のシャンプーとしては、頭皮に優しいノンシリコンのタイプやアミノ酸洗浄料を使用したタイプが良いようです。
また食事改善や生活習慣の見直しをすることも大事ですし、頭皮の血行を良くして正常なターンオーバーに戻すために適度な運動も効果的です。

それでも中々改善しない場合や病気が原因でかゆみ・かさぶたを発症している場合は、我慢せずに皮膚科を受診して専門の治療を受けましょう。